冒険の旅 日本海〜太平洋 自転車の旅
冒険の旅 日本海〜太平洋 自転車の旅

冒険の旅 日本海〜太平洋 自転車の旅

主催のむね
https://kawaimunehiro.com

「1週間かけて、日本海から太平洋まで行く、冒険の旅」
彼のやってみたいに乗り込んできました。

1日目

紙の地図を並べて、道のりを想像した。
自分たちが想像できる準備をした。

これからどんなことが待っているのか。
なんでもわかる世の中から出て、自ら不確かな世界へ。

2日目 【旅の始まり】

育ってきた背景も、価値観も、モチベーションも、それぞれ違う6人の少年たち。

昨日、旅のセットアップを終えて、無事今日の出発を迎える。

ぐったりするような暑さの中、とんでもなく急な坂をいくつも越えて、いま最後の下り坂を下っていきました🚲🚲🚲🚲🚲🚲

一日目、最後まで安全に!

3日目

〜登り再び〜

本日は昨日に続きまさかの1400mの登り

3日目の目的地までは国道沿いに走る事もできますが、トンネルも多く、場所によっては歩道がない場所が多いようです。車やトラックなどの接触危険を考えると、我々としては「峠を越える」という判断になりました。

昨日よりも力強く、時に緩やかに登りました。

普段は走る事のない道を選んでみたり

川の色がだんだんと綺麗になっていく事に気がついたり

疲れた!休みたいというのに

川遊びして、湖にも飛び込んで。

常に何かを「したい」

常に何かを「欲している」

大人になると鈍ってしまう力・エネルギー。

そんな彼らを感じる1日でした。

4日目

冒険の旅【3日目】〜オーラ〜

本日は12時間半、前に進むために時間を使いました。もちろん休憩や川遊びを含めて。

しかしながら本当によく漕ぎました。

旅の1日目からいろんな方とのすれ違いざまに「どこへ行くの?」と聞かれるので「太平洋です!」と答えると笑われていたいました。

不快に感じる事はないのですが、なんで笑われているのかとも思っていました。

プログラムがスタートした際にむねから「太平洋まで行けるかは僕にも分かりません」と保護者の方に話をしていました。もしかしたら挑戦とは笑われるような事に挑んでみる事なのかもしれません。

しかしながら今日笑われている理由が少しだけわかったような気がします。

初日の子どもたちにはオーラや覚悟がまだ無かったから笑われていたのかもしれません。

今日は走りはすれ違いざまの方に心から応援してもらえた、そんなかっこいい1日でした。

5日目

冒険の旅【5日目】〜蔵・修・息・游ー

川沿いを走る事も多かったが、ふと気づくと川の流れていく方と同じ方向へ自転車を漕ぎ進めるようになってきた。

これから太平洋に向かって下りが多くなる。

私は基本的に集団の1番後ろを漕いでいる。

自転車に慣れてきたのか身体の一部のように自転車を乗りこなすようになってきた。

ギアチェンジ、ハンドリング、ブレーキング、ペダリングも頭を使わずしても出来るようになってきた。

国道沿いじゃ危ないし、楽しくないので今日は諏訪湖抜けたあと、この旅やっぱりの八ヶ岳エコーラインまで登り、台風の風に立ち向かい、楽しみながら目的地に到着した。

登りではヒーヒーだった子たちも歌いながら、雑談しながら登るようになった。

集団で風に立ち向かうように集団としても成長している。

子どもたちは困難で遊べるようになってきた。ここまでのプロセスが最高に面白い。

6日目

冒険の旅【6日目】〜冒険〜

この旅では

代表のむねが「死」について子どもたちに度々投げかける。

冒険というのは「危険をおかして行なうこと。 成否の確実でない事をあえて行なうこと」と言われることがある。

つまり「冒険」を説明すると、「危険だとわかっていることを、あえて行うこと。成功するかどうか確かでないことを、あえてやってみること」となるようです。

この速度で転んでしまったら。

トンネル内で少しでも車道側にはみ出したら。

ペダルが歩道に引っ掛かったら。

「死」へのリスクが格段に上がる。

だからむねは気が緩んでいる子どもへ

「集中しないと死ぬぞ」とちゃんと伝える

子どもたちは家庭や学校など、大いなる物に守られていた日々を知る。

危険が冒険の旅に出ている事を認識させてくれる。そして普段使わない力が湧いてくる。

我々の冒険の旅は明日終わりを迎える。

7日目

完】冒険の旅【6日目】〜経験〜

キャンプブームが来ているのはこれを読んでくてれいる皆様も体感値があるのではないだろうか。

この旅ではキャンプ場を転々としながら太平洋を目指している。

野宿でもいいのだが、この人数で野宿は関東だとなかなか難しい時代になったと感じてしまうからでもある。

子どもたちが旅人のオーラを纏っているとキャンプ場でとても浮く。

なぜ「浮く」のだろうか。

私なりに1つ見えたものがあった。

それは

「現代キャンパーは現実逃避を求める

旅人は人生経験を求める」

その違いによって「浮く」という見え方が生まれているのかもしれないとふと思った。

我々はこの7日間という時間は、たくさんの経験に費やして来たのかもしれない。

我々が走った距離

348.98km

無事に太平洋に着けないと思った時もありましたが、着きました!!笑

応援やメッセージ、チャチャ入れしてくれた皆様ありがとうございました。

また来年、冒険の旅をやろうと思います。

むねがそう言ってました。

自転車なのか、沢なのか、島なのか、雪なのか。まだ何も決めていません。

できるかわかないけど、やってみか!

そんな旅を、そんな冒険を子どもたちとまたしたいと思っています。